興味と好奇心

この前、仕事先でちょっと聞いた話です。
とある会社の入社試験で「あなたは今どこに行きたい?」という問いに「(海外の某有名観光地)に行きたいです!」とだけ元気に答えたら、その後すごくゲンナリされたとか。
まあ、緊張もあったでしょうし、面接を受けた人なりの思い出やこだわりがあったかもしれない。また受け狙いとか、会社として不安にかられる様な事を言ってもマズいでしょうし、どこに行って何をしたい?という質問や答え方でも状況は変わったでしょうね。

いずれにせよ、面接を受けた人の気持ちを考えるとちょっとかわいそうな気もしますが…一方、会社側の気持ちも分かる気がします。
この質問は、今後行きたい旅先や、いろんな観光地の知識なんかを聞きたかったのではなく、その人のライフスタイルが知りたかったんではないかと。
音楽でもサッカーでもUFOや宇宙人でも何でもいいと思いますが、普段何かモノゴトに興味を持ったり深くハマったりしていた場合、そんな質問に対しては、その内容にからめつつ、臨機応変にもう少し違った発想や答えが出て来た様にも思えます。

と、この質問の様な話題は世間話的にもよく出るので、ちょっと思い返してみると、とある女性は「NYに行きたい!!! 」。理由、レッスルマニアが見たい!!!(アメリカンプロレスの大会)と即答してました。
大人しい雰囲気の見た目からは、そんな男気あふれる熱い趣味や好みがあろうとは微塵も感じなかったので、笑、驚いた記憶が。
他にも国外国内問わず様々なパターンがありましたね。
また、かの横尾忠則さんが「ダリに会いに行きたい!」と願った様な高次元な考えとまではいかずとも、行きたい場所についての質問、しかも面接などの特別な場で答えとしては、有名観光地というのはあまりに普通というか一般的過ぎた感も。
そこから普段でもモノゴトに対して興味や好奇心の薄い人物なのかも〜さらには何事にも消極的な人物なのか?といった印象に繋がってしまったのかもしれませんね。

…とは言え、自分に置き換えると、仕事が慌ただしかったりする時などは、ついついそちらに集中するあまり、他のモノゴトに対して、より興味が失せていてしまったり。
音楽など好きなモノはさておき、なかなかパワフルに好奇心旺盛な毎日という過ごし方も難しかったりします。
でも、その状況に流されたままでもイカンと、例えば映画を見たり、超インドア派をおして出かけてみたり、後は、街を歩いていて面白いと感じたモノ、変なモノなど興味を惹かれたものをちょいちょい写真に撮ったり(ただ、自分の様な男が外で写真を撮っていると、通報されかねないので細心の注意をしつつ、苦笑)してます。
そんな折に撮ったのが上の写真で、これは以前に某駅の外階段にあったもの。ふと見つけて!!!…これが何匹も並んでおり。

見ていて好奇心が湧き上がり…
・カタチ的には、どう見てもケロケロ鳴くアレだよな。
・このカタチは偶然なのか、誰かの意図によるものなのか。
・でも影の向きは時間帯によって変わるだろうし…偶然?。
・特に作品然とはしてないが、でも青緑っぽい色彩はいかにも狙った感もあるし…。
・偶然、意図的、どちらにもとれる微妙な感じが何とも謎。
・いや、こういう影を使った作品は現代美術にもあるしな…。
(ティム・ノーブル氏とスー・ウェブスター氏による作品など)。
・機能面と視覚面、それぞれのポイントがちゃんと成り立ってる!。

…等々。へぇ面白いなーと、いろいろ勝手に解釈して見ていたら、連れの一人は「や、カエルだ!!!かわいいかわいい♬」と連呼して携帯を向けていました、笑。

後でネットでもいろいろ調べてみましたが、結局こういう影になる様に意図的に設計された確証が得られず。
こういう仕事をしていると、見た目や造形等にはつい理屈っぽく見ていたり深読みしている時があり。
いずれにせよ、好奇心や興味、そして時には純粋に感動する気持ちは今後も忘れない様にしていきたいと思います、笑。

……………………..

さて、いつもお知らせしているGD学科発行のフリーマガジン「ND egG」ですが、最新4号がもうすぐ完成予定。まずは卒制展で配布の予定です。GD界の事、GD学科の事など、皆さんの興味や好奇心を刺激できうる様な誌面を目指しました。完成したらまたこのブログでお知らせします。是非ご覧下さい。

では、インフル等流行っていますので、皆さん体調には気をつけて。

黒沢 一正

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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