記録的な大雪からやっと梅の花も咲き誇り、そろそろ桜の蕾みも開花の準備をしている様子。
自然の力は時として残酷だけど、再び新たな生命と美しさの恵みを与えてくれる。
世界各地で起こる昨今の自然災害は、人間の身勝手な利便性や効率追求へのおごりを自然 が諌めているように感じるのは自分だけだろうか…
遅くなりましたが、今冬も雪山のゲレンデに頼もしいグラフィック D 学科の雪男、雪女?の先生達と一緒にカービングに行ってきました。
Carving - 彫刻、彫る。 雪面を板のサイドカーブに沿って、トップとテールのズレを極力なくし、円弧を描きながら削る、彫る。
圧雪され整えられた真っ白な雪面は無の平面空間、そこに思い思いの自由な一本のラインを残す。
graphikos - ギリシャ語源の書くこと、筆跡。
遠心力とスピードとのバランスに身を任せ、風を切って滑る。踏ん張りながら、何度も何度も繰り返し、美しく、自由で心地良いラインが描けるようにー。
ん…? Graghic design。
写真は副手の白井君撮影でした。
中保 誠