変な家

一年生の表現技法を担当している山元です。
グラフィックデザイン学科、そしてメディア・イラストの学生にも教えています。
普段は、コンテンポラリーアートのアーティストとして、ギャラリーやアートイベント等で作品を発表しています。

さて、何を書こうか?
うーん…。じゃあ、思い出話でもひとつ書きます。
現在僕は、東京の郊外にアトリエを借りているので住まいもその近所なのだけれども、一年前までは世田谷の三軒茶屋に一軒家を借り、そこで友達6人と生活していました。

もう、この家がいろいろな面でとんでもない家で、築60年近く。
元下宿屋の文字通りオンボロ一軒屋でありました。

不動産を通さずオーナーと直接交渉しているため、条件なども変わっていて、若い僕たち(そんな若くない)にはとても面白かったです。

条件としては、
一応10年後に取り壊す。(仮)
更新料なし!
又貸しOK!
好き勝手にリフォームOK!
家賃14万円!(微妙)

簡単に言えば、家賃さえちゃんと払えば「好き勝手にやってよい」と言う条件の物件だったわけです。
なので、若い僕たち(若くないってば)は張り切ってリフォームに励み、畳を剥がし床板をはり、砂壁には漆喰を塗り、天井はペンキを塗った。すげー おしゃれ!

粗大ゴミで出ているソファーやベッドを貰って来たりして、結果的にはアジトのような家に改造した。二階には四畳半の部屋が7部屋あり各自一部屋ずつ割当てプライベートも確保できる!

よくホームパーティーをする事もあったのだけど、回を重ねるごとに人が人を呼び、その変な家に一夜で50人以上の人が集まっていたこともありました!
もう、知らない人だらけで何が何だか訳が分からなかったのを憶えている。

その後外国人の住人も加入しショートステイ等も入れると、世界中から人が来て、英語、ドイツ語、フランス語、フィンランド語、ポーランド語、イタリア語の飛び交う「インターナショナル変な家」にパワーアップした。
僕もそこで何となく英語を少しだけ話せるようになった。

初めは、家を借りることも家をリフォームする事も外国語も何もわからなかった。
でも、解らないなりに飛び込んじゃう。いつもそうして来た。

環境すらも自分たちで作った!
作った環境に飛び込んだおかげで何にも代え難い貴重な経験をする事ができたし、今では世界中に友達がいる。

置き換えれば、デザインも同じではなかろうか?

わからないと言っているだけでは一生わからないまま!
常にアンテナを張り、解らないなりに見たり使ったり行ったり聞いたりやってみる。
デザイン以外の事も含めいろいろな経験を繰り返す事によりデザインも自分も成長する。
絶対!

そのときに見える風景は初めと同じか?

いいや、絶景だぜ

追伸 個展やります。来てね!

山元 勝仁

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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