ちょっぴり辛い天城の味

グラフィックデザイン学科講師の榎本です。

先日、連休を利用して伊豆に旅行に行った帰りに天城山、浄蓮の滝と周り、途中「道の駅天城越え」で人気のわさびアイスクリームを食べてきました。
この「道の駅」、昭和の森会館という展示館が併設され、森の情報館として天城山に棲む生き物や植物、農林業の歴史が展示されています。ここは、数年前に私が担当して作ったところなんですが、実はデザインをしているのに、いままで現場を見てなかったのです。

最近は、エディトリアルや学校の広報の仕事の比重が大きいのですが、この20年あまり北海道から九州まで、森林学習館や科学館などの展示館のデザインを数多くやってきました。展示館のデザインと言っても建物や什器ではなく、そこに入れ込むパネルやサインなどのグラフィカルなデザインが主です。
クライアントから建物と什器の設計図面、現場写真、展示内容の原稿を渡され、それを見ながらイメージしデザイン内容を検討、最終的にはデジタルデータで入稿します。昔は、シルクスクリーンや銀塩写真を使ったアナログ的なものでしたが、急速な印刷技術の進歩で今ではDVD1、2枚程にデータが全て収まってしまうようになりました。デザインの制作中は展示館も建設中であることも多く、印刷されたプリントをチェックしたあとは、施工業者の車で運ばれ、現場で組み立て…、結局私は現場に行くこと無く完成してしまうのです。ですから、旅行に行く時は自分でデザインした展示館になるべく立ち寄るようにしています。でも地方が多くなかなか訪ねられないのが実情です。展示館は広告のようには消えていかないし、たくさんのこども達が見学しているのを見ると嬉しいものですが、何年もそこに残るということは、できの悪いものや失敗も残るいうことで、責任を感じる仕事です。
展示物は、小さいネームプレートから大きいものだと左右が5~6メートルのもの、天井からつり下がる大きなバナー、立体のキャラクターもあります。
小学生から大人までが楽しく学べる施設が多いので、文字とイラストをバランスよく使うことが必要です。
グラフィックでは冊子等の小さい印刷物が多いですが、このように大きい媒体の仕事もあるということも、覚えておいていただけると嬉しいですね。

*下の写真は静岡県高山市民の森と、バナーの方は香川県満濃池森林公園のものです。

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さて、お知らせですが、東日本大震災に対する復興支援プロジェクトの一環として、「被災した子供たちに『どこか気持ちをやさしくする』ハンカチをプレゼントする」展覧会に参加しています。お時間がありましたらお立ち寄りください。

★詳細は JAGDA東北支援チャリティ
★作品は こちら

東京:11月10日(木)~11月22日(火)10:00-20:00 入場無料 
   日本橋高島屋
東京:11月18日(金)~12月25日(日)11:00-19:00 入場無料 
      
   東京ミッドタウン・デザインハブ
*東京展のみ全作品を即売

★札幌・名古屋・長岡・仙台の会場の詳細は こちら

榎本 幹男

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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