2019卒業制作 〜 2020新学期

先月の学校展(卒業制作、進級制作展示)、そして、新型肺炎の影響で短縮されてはいましたが、卒業式も無事に行う事が出来(ご来場頂いた保護者、関係者の皆様ありがとうございました)、今年度も卒業生たちを送り出しました。
今年度の卒業生たちは、全てにおいて満点とは言えないかも(?笑)しれませんが、一人ひとり、その人柄の良さには随分助けられた面もありました。
今後は、人柄含め、自分の持っている良い部分はそのままに、実りあるデザイナー、クリエイターライフを歩んで欲しいと願っています。

ではここで、2019年度の卒業制作の中から、特に優秀な作品を取り上げ、振り返ってみたいと思います。

まずはイラストレーション専攻、森 明音さん。
卒業勉学賞作品 『 生物のパーツをモチーフとしたレリーフ 』。
180×140×60mm、動画作品、他

「誰でも楽しめる作品」をテーマとして、五感から発想した5種類の動物、その耳、目、鼻、口、手のレリーフに、抽象的なイメージフィルムを投影するインスタレーション。
企画の段階から先生方とよく相談した上で、レリーフ(土台を制作した上で粘土づけ〜ヤスリで表面仕上げ)そして動画制作も含め、時間をかけて丁寧に制作した作品です。
最終的に高い完成度で仕上げられた事、そして設置時には本人、そして廻りの人たちが大変苦労したという面からも(笑)記憶に残る作品となりました。

次もイラストレーション専攻、古指 藍那さんによる 『 フルーツ星人 』 。
卒業作品優秀賞作品です。
B0×1、B2×6、原画×40

エロティックとグロテスクをテーマに制作。いずれも少々敬遠されがちなジャンルですが、苦手な方でも楽しんでもらえる様な作品をつくってみたいと、女の子をモチーフにしたオリジナルキャラ、そしてフルーツのカラフルで爽やかな印象を組み合わせてポップさを強調したそうです。
コンセプト、表現ともに大変オリジナリティ溢れるイラストレーション作品になっていますね。

そしてグラフィックデザイン専攻、北橋 健介さん 『 Pivid・ADVANCED・Ais 』 。
NDS会賞受賞です。
B1×9、B3×3

まくら、ディフューザー、カーテンの商品広告。それぞれシリーズで各3点ずつ制作。普通ではありえないシュチュエーションを描いたイラストや、香りについては抽象的なアプローチを用いて表現したとの事。この北橋さんについては、「2019コンペの冬(GD学科・デザイン公募展報告)」記事内でも作品を紹介していますが、得意の平面構成的なアプローチを上手に取り入れたキレの良いイメージに仕上がっています。

他にも、卒制では2年間の集大成として、カフェのOPEN告知ポスターやパンフレットといったグラフィックデザイン作品。PV等のMOVIE表現。また立体型POPやマグカップ等の各種グッズに至るまで、GD学科生各人の趣向や個性溢れる力作が並び、展示期間中、来場の方々からはお褒めの言葉を頂いた様です。

さて、こうした先輩たちに続き、新入生、新2年生とも、来月からまた新たなデザインを見せてくれる事、担当者としても楽しみにしています!!

では、様々な点で新型肺炎の影響が心配な昨今ですが、皆さんくれぐれも体調には気をつけて。

黒沢 一正

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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