専門学校を楽しく続けられる一番シンプルな方法

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今日はちょっとイタビまで。家から歩いて行ける美術館。平日は空いてて嬉しい。2/20~3/27まで「描かれた大正モダン・キッズ」~婦人之友社『子供之友』原画展開催中です。

3月、春。
暖かくなったとおもったら、また寒くなってきた。まだまだ油断はできませんよ。・・・ゔっ、腰が・・・。

先日、日デでは卒業式を終え、グラフィックデザイン学科2年生たちは社会へ巣立って行きました。グラ科卒業生みな個性あふれる面々で、2年間の学校生活も実にさまざまだった印象です。

職業訓練的な意味合いもある専門学校での学生生活は、きほん最後の学歴になることが多いので、その先にあるのは社会というラストステージ。「はやくもラストかよっ。」って思うかもしれませんが、このステージが一番長く、そしてやりがいやら、色々あるステージで、深くて、楽しくて、ワクワクするメインステージ。

自分が初めて社会へ出た18歳のとき、最初に体験したのは、内装工事の現場(主に店舗内装工事)で厚さ12ミリ畳サイズ(180×90センチ)の石膏ボードを大工さんがドリルでネジ止めするまでしっかり持ち上げて続けること。工業高校出なので、それぐらいできるぜっ、と思ったら、そんな簡単なこともできずに大工さんに叱られるところからスタートしたことを今でもよく覚えています。

日デを卒業して就職が決まった学生たちを待ち受けるグラフィックデザインの現場では、もちろんそんなスタートではないと思いますが、Macでグラフィック系ソフトの操作スキル、デザイン的な判断ができる最低限のセンス、会社先輩や取引先との円滑なコミュニケーション、そして苦境になっても負けないメンタルなどの様々なことを要求されることでしょう。

それらを2年間の学校生活で作品を作リ続けながらバランスよく経験できればベストですが、色々な誘惑に負けてバランスを壊し、留年や退学というケースがたまにあるのも事実です。

そうならないためにはどうすればいいか?

分かりやすい、コツがあるとすれば、学校へ行っちゃうこと。

「おいおい、そんなのわかってるよ!」って言われそうな事を承知で続投。

とにかく学校へ行ってみちゃう、何するでもなく、行っちゃってみる。そしてできれば先生としゃべる。しゃべる内容は何でもOK。しゃべるのが苦手なら、とにかく教室の後ろの方にでも居ればいい。

すると、家にいるだけでは到底体験できない、思いもよらないようなことがきっと起き始めます。何かが有れば、それは何も無いことに比べたら全然いい感じ。

そんな気持ちの変化や、なにか始める切っ掛けができたら自分にできることをやる、やってみる、やっちゃってみて、とことんやりきるまでいったら超イイ感じ。それでまた先生としゃべったり、ぼーっとしてみたり。そしてその何かが、自分の新たなステージに繋がる兆しになったらしめたもので、あとは放って置いても大丈夫ス。

先日終わった学校展のグラ科卒業制作で作品賞に輝いた清水くんの作品はiPodの広告。iPodはAppleがiPhone(2007年1月)の6年前にリリースした革命的ミュージックプレーヤー(2001年11月)。音楽が大好きで、それを再生するiPodも大好な清水くんは、そのままその思いを9枚のポスターで表現し尽くした。最後の最後まで作品細部のクオリティにこだわって、やりきった感のあるステキなシリーズ作品になった。この制作経験は清水くんにとって、おそらくこれから先の人生経験の中でも、常にベスト10入りしている嬉しい事件じゃないかなー。自分も卒制はそうでしたから。

音楽といえば、イギリスで有名な「ブリテンズ・ゴット・タレント」という番組があります。そこに登場した二人組少年が『いじめ』 をテーマにしたオリジナルソング歌った。この1曲が会場いた全員の心を大きく揺り動かす。改めてMusicはやっぱいいね!と心から思えたわけですが、これも音楽が大好きで、いじめを経験した本人にしかできなかったことを、最高の舞台で最高にイイ形でやり尽くした結果なんじゃないかと。

Bars and Melody(バース・アンド・メロディ)とは、イギリスの少年2人による音楽グループである。
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さぁ、これから新学期の準備。新しい出会い、そしてグラ科2年生には嬉しく楽しい事件が起きるような一年間を目指し、自分にできることをしっかりやっていきますので、また学校で会いましょうー。

まとめ   いく、 しゃべる、 つくる   以上。

 

追伸。そうそう、朗報が!2年ぶりにLINEクリエイターズマーケットに新たなステージが開放されました。こんどは『着せ替え』。4月に審査が始まるので、今から制作開始だ~っ!

小川正喜

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日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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