今年もデザイングランプリTOHOKU2015へ

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今年もなんとか、2年生達がデザイングランプリTOHOKU2015ヘ出品することが出来ました。今年のテーマが「!」雨垂れ、エクスクラメーション・マーク、いわゆるビックリマークで、ん…どうしょう?!から始まりました。
結果、去年の優秀賞には及ばなかったものの、奨励賞と特別賞「ユポ賞」のW受賞に高橋さくら君が選ばれて、やったね!です。

今年の学生達は、全体的に少し力不足、パワー不足の感があったので、どうかなと思っていたのですが、思った以上に皆頑張ったようです。
受賞した高橋君に関しては、入学時から常にマイペースにコツコツと誰よりも真面目に授業に取り組んできた学生で、正直、こういった短期決戦のコンペは向いていないかな、と思っていましたが、受賞できて本当に良かった。

コンペは、色んな学校から色んな学生達が出品し競い合うので、いい刺激にもなり、互いに切磋琢磨し、力を高めてくれるいい機会になりますが、反面、一発勝負ではなく、時間を掛けて積み重ね、職業人としての土台を作っていくと言うすぐに結果のでない、目にみえにくい学校での学習とは、また違った側面もあります。
ですから、えっ?あの学生が!ということもたまにあるのですが、今回の高橋君の受賞に関しては、そういった日常の地道な努力とコンペでの評価が繋がったので、とても嬉しい結果でした。

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あと受賞までは及ばなかったものの入選だった清水君が、先のVisaプリペイドカードデザインコンテスト2015でも最終選考の30作品に入賞しました。
http://compe.japandesign.ne.jp/visa/result/other.html
いつも話ベタで大丈夫かあ?の清水君ですが、1年次の進級制作でも質の高い作品を作り上げ、なんだか、ここ一番になると力を発揮するのだけど、んー就職が心配(苦笑)。

戦後の復興期、デザイン界の登竜門として、日本のデザイン史に数々の痕跡を残してきた日宣美。1980年代、五千点を超す応募数で新人スターを送り出した日本グラフィック展等々、20世紀には、グラフィックデザインの世界を目指す、無名の新人達がチャンスを掴むためのコンペが沢山ありましたが、デザインを取り巻く社会環境や業態の時代変化で、そういった熱を帯びたデザイン的信頼性のあるコンペテイションは、ほとんど見られなくなりました。
ポスターといったメディアの力は、もう王道ではないのかも知れませんが、「静の力強さを一枚の空間に凝縮した魅力」は、やはりグラフィックデザインを代表する表現媒体として大切な役割を持っているように思う。
これからも、数少ない貴重な発表の場として、デザイングランプリTOHOKUが続いていくことを期待して、出来るだけ参加していきたいと思います。
最後に、出品に際し、いつも学生達のサポートに力を尽くしてくれた黒沢先生、ありがとうございました。

中保 誠

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日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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