時代を超えるデザイン

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ウルトラマンシリーズで地球防衛組織のMAT隊員たちが乗って活躍したマットビハイクルというスポーツカー。
前回のブログでゴジラに触れて、今回はウルトラマン?と何だか昭和の懐かしいヒーローシリーズになりそうですが、今回は車の話。
このスポーツカー、マツダが1967年に多気筒ロータリーエンジンを世界で初めて掲載した名車コスモスポーツがベースになっている。
これが、たまたま通りすがりの新宿タイムズスクエアにイベントのプロモーションとして展示されていて、思わず吸い込まれるように釘付けになってしまった。

当時も近未来的なスタイリングが、抜きん出ていて、メチャクチャ格好よく憧れの車だったのだが、年月を得て、久しぶりに出会っても、やはり格好いい。
昔の恋人と年月を得て、久しぶりに街で偶然出会って、年を重ねてもその変わらない美しさに息を飲んだ、といった感じだろうかー(笑)

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やっぱりいいデザインは、時代を超えても色褪せない独特な魅力を放っている。

この所、新国立競技場やエンブレム騒動で、夢を与えるはずのオリンピックのデザインとその世界を取り巻く様々な問題に少しウンザリとしていたのだが、いいデザインに出会うと、何だかホッとする。
やくみつる氏が今回の騒動で、1964年東京五輪のエンブレムの再登板に触れ、
「あれを超えるデザインはない。2度目の五輪開催都市として、先人への尊崇の念を持ち、理念を継承していくことが大切」
シンガーソングライターの椎名林檎さんも
「亀倉雄策氏による1964年ロゴを再利用するのはいけないのでしょうか。年号は変更が必要ですけれど。『東京・二度目の余裕』を見せて頂きたい、などと思ってしまいます」
といった話も出ていたが、自分もまったく同様のことを思っていた。
勿論、デザインの世界も次の新しい世代にバトンタッチしていくことは大切だが、新しいというだけの一過性のデザインや無理矢理、何がなんでもでのデザインでバカ騒ぎになるくらいなら、時代を超えて残っていく、力強く優れたデザインの良さを伝えていくことも大切に思う。

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話は戻って、愛車、といってもイタリアのバイクブランド、BASSOのDevil。
めっきり最近は乗っておらず、部屋の一角に置物のように鎮座しているのだが、あれ? なんだか、マットビハイクルとデザインのテイストが似てる…
コスモスポーツは無理だから、これに乗って、地球防衛にでも出かけようか〜
シュワッチ‼

中保 誠

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日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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