デザイングランプリTOHOKUテーマ「宝」受賞!への思い

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第15回デザイングランプリTOHOKU、テーマ「宝」で、二年の山本君が優秀賞、島田君が東北地区印刷協議会会長賞を受賞しました。
宝です。おめでとう!

3.11の東日本大震災の後、「元気!東北」というテーマの公募から、この東北で主催するデザインコンペに興味を持ち、担当の黒沢先生と相談し、積極的に参加させてみよう、という話になりました。
時期的に、二年生は授業課題の追い込み、卒業制作、就職活動と何かと忙しい時期で大変ですが、とりあえず結果の如何に関わらず、やってみましょうということで、この年からの出品が始まりました。
本学科にも毎年、東北地方から入学してくる学生達がいます。
3・11の震災直後にも上京し、一人暮らしでデザイナーへの道を目指して頑張っている学生達もいました。
東京では、デザイナーの仕事量は勿論、沢山のコンペやチャンスがあります。
力のある学生達には、そういった場にも積極的に参加させ、それなりの結果を出してきたと自負してきましたから、正直、東京から地方へと、わざわざ遠くアウェーのコンペに出さなくともといった感もありました。
しかし3.11を機に、そんな考えは吹っ飛んでしまい、単に結果だけでなく、内容のいいものや意義のあることには、東京であろうが地方であろうが関係なく積極的に参加していくことが大切だろう、との思いで学生達の出品参加に至りました。
只、そうはいったものの、力不足や準備不足、様々な授業の課題制作に追われ、そこそこまではいくものの、なかなか上位受賞まではいかず、んーそろそろ参加は見送りましょうか、と話していた矢先だったので、本当に今回はやったね‼でした。

山本作品は、最優秀賞には届かなかったものの、小手先の技術を誇張したり、奇をてらった一過性の面白さで勝負するのではなく、普通の人達の心に自然に触れ、残っていくシンプルなデザインの力強さを良しとする本学科の学生らしい作品で、とても良かったです。
あとは、受賞した学生達の頑張りは勿論ですが、このコンペへの参加を諦めずに続けてきたこともいい結果を生んだのかな、やっぱり継続は力なり…ですね。

3.11以降も世界各地で様々な災害が起こり、多くの人的被害が続いています。
大自然の脅威の前で、人間の非力さを痛感させられることばかりですが、今それぞれが自然に生かされていることに感謝して、精一杯頑張って、出来ることに向かい合っていくしかないかな。
来年も皆、良い一年にしましょう!

中保 誠

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日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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