先端ビルと森

2013_11_4

学校から歩いてテクテクと15分も歩くと、表参道と原宿が交差する神宮前交差点。
ラフォーレの向かいに出現した東急プラザ表参道原宿、今時アパレルや雑貨店が入るこの屋上に広がるパブリックスペースの庭園、おもはらの森。

96年に解体された原宿セントラルアパートがティーズ原宿になりGAPの巨大空間が広がる旗艦店になっていた所。
原宿セントラルアパートと言えば、デザイナーやコピーライター、カメラマン、と様々なクリエーターや文化人が集い、事務所を構え、文化の発信地としてシンボル的存在だった伝説の場所。

あれから20年近くの歳月を得て、賑やかな原宿のど真ん中に立つこのファッションビルに、穏やかな自然の木々に囲まれたくつろぎの空間が広がる。
この場所でゆったりとベンチに腰掛け、そんな過去に思いを馳せていると、なんだか時がタイムスリップした様で、不思議な感じだ。
3・11の大震災以来、日本各地が様々な自然災害にさらされる昨今、若者たちで賑わう都会のビルで、ホッする人工的自然環境が、なんだかちょっと皮肉で悲しい感じもするの だが…

日デに森はないけれど(歩いて5分もすると、広大な緑の新宿御苑や明治神宮があるけれど)、グラフィックデザイン学科も、巣立っていった数多くの先輩達の息遣いを感じながら落ち着いた環境で好きなことに打ち込み、いつか広い世界に飛び立つ個性豊かなクリエーターのひな達が、数多く生息するデザインの森の様でありたい。

中保 誠

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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