ハイデルベルグ

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僕の作品の何かを造ったわけじゃないんだけど、先日、群馬県は高崎市にある広栄社印刷所さんにお邪魔してまいりました。
誘って頂いたのはマニアッカーズデザインの佐藤さん。
http://mks.jp.org/   ←かこいい!

今ではとても珍しくなった1965年ドイツ製の活版印刷機HEIDELBERG(ハイデルベルグ)と職人さんが現役でガッシャンガッシャン印刷している印刷所は、群馬県だとここだけ! 東京でも、僕が知ってるいる限りで名刺以外に印刷してくれる印刷所は数ヵ所でしょう。(たぶん)
その印刷所には、2台のハイデルベルクがばばーんと鎮座しており印刷機自体の存在感半端ねー。

かかかかかっ、ごほっ、かこいいーーー!!It’s so COOOOOOOOOOOOOOOL!!!!

職人さんは「ドイツの機械だから車で言ったらベンツみたいなものですね」と仰っていて、蒸気機関車もしくは1965年代のメルセデスベンツのような黒塗りのボディーにただただ「いいなぁーいいなぁー」と見惚れておりました。

今回は樹脂で版を作って(金属版もあるが今回は予算の都合上樹脂版でした)機械に設置してガッシャンガッシャンとなるわけだけど、動作ひとつひとつにいちいち「へぇ~」と頷いて「うまいことできてるなぁ」と感心しきり!!

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例えば、掃除機的に空気を吸い込む部分があってその部分に印刷される前の紙が一枚ペタンと吸い付いてヒラヒラと版の前にペチンっと設置したり、印刷直後は、インクが乾いてない為次の紙にインクが付かないように、一枚一枚の印刷された表面にベビーパウダーを吹き付ける装置がついていて、バフーッと吹き付ける事により、インクがつかないようになっていたりと、一回のガシャンという音の中で「うまいことしてるなぁ」が何個もあって、48年前の機械ということで今の機械よりはやっぱりローテクでちょっぴり人間っぽい動作がまた良い!!
目で追える感じ!おじいちゃんみたい!かと言って無駄動きは無い!

「はいはい、紙を吸って持っていきーの。版の前に置きーの。 パウダーをシュッと吹き掛けえーの。出来上がりーの。」みたいな 仕上がりもデボスが効いててかっこいい!(押し込んでへこませる技術。エンボスの逆と言えば解りやすいかな?)

薄く印刷しちゃったり、ブレていりするのも中にはあって、一枚も同じもんが無い。
それが何とも味わい深いというか。良いもん見せてもらいました。

活版印刷の事だけでは無いけれど、ものづくりにおいてフィニッシュまで事を運ぶと、今度はこういうのやってみたいなとか思ったり。
紙を変えてとか色々なアイデアというか欲???が出てとても楽しい!

そして経験値が一つUPする!こういう事の積み重ねってすごく大事!知ってるのと知らないのじゃ出来上るものが全然ちがってくる。
僕はとりあえず、次の名刺は活版印刷でつくってみようかな!

山元 勝仁

NDCG の紹介

日本デザイン福祉専門学校グラフィックデザイン学科 STAFFブログ 先生や副手達の日常や仕事の話、学校の出来事やデザインのこと、趣味の話、普段聞けない思い…(笑)等々...
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