2019卒業制作 〜 2020新学期

先月の学校展(卒業制作、進級制作展示)、そして、新型肺炎の影響で短縮されてはいましたが、卒業式も無事に行う事が出来(ご来場頂いた保護者、関係者の皆様ありがとうございました)、今年度も卒業生たちを送り出しました。
今年度の卒業生たちは、全てにおいて満点とは言えないかも(?笑)しれませんが、一人ひとり、その人柄の良さには随分助けられた面もありました。
今後は、人柄含め、自分の持っている良い部分はそのままに、実りあるデザイナー、クリエイターライフを歩んで欲しいと願っています。

ではここで、2019年度の卒業制作の中から、特に優秀な作品を取り上げ、振り返ってみたいと思います。

まずはイラストレーション専攻、森 明音さん。
卒業勉学賞作品 『 生物のパーツをモチーフとしたレリーフ 』。
180×140×60mm、動画作品、他

「誰でも楽しめる作品」をテーマとして、五感から発想した5種類の動物、その耳、目、鼻、口、手のレリーフに、抽象的なイメージフィルムを投影するインスタレーション。
企画の段階から先生方とよく相談した上で、レリーフ(土台を制作した上で粘土づけ〜ヤスリで表面仕上げ)そして動画制作も含め、時間をかけて丁寧に制作した作品です。
最終的に高い完成度で仕上げられた事、そして設置時には本人、そして廻りの人たちが大変苦労したという面からも(笑)記憶に残る作品となりました。

次もイラストレーション専攻、古指 藍那さんによる 『 フルーツ星人 』 。
卒業作品優秀賞作品です。
B0×1、B2×6、原画×40

エロティックとグロテスクをテーマに制作。いずれも少々敬遠されがちなジャンルですが、苦手な方でも楽しんでもらえる様な作品をつくってみたいと、女の子をモチーフにしたオリジナルキャラ、そしてフルーツのカラフルで爽やかな印象を組み合わせてポップさを強調したそうです。
コンセプト、表現ともに大変オリジナリティ溢れるイラストレーション作品になっていますね。

そしてグラフィックデザイン専攻、北橋 健介さん 『 Pivid・ADVANCED・Ais 』 。
NDS会賞受賞です。
B1×9、B3×3

まくら、ディフューザー、カーテンの商品広告。それぞれシリーズで各3点ずつ制作。普通ではありえないシュチュエーションを描いたイラストや、香りについては抽象的なアプローチを用いて表現したとの事。この北橋さんについては、「2019コンペの冬(GD学科・デザイン公募展報告)」記事内でも作品を紹介していますが、得意の平面構成的なアプローチを上手に取り入れたキレの良いイメージに仕上がっています。

他にも、卒制では2年間の集大成として、カフェのOPEN告知ポスターやパンフレットといったグラフィックデザイン作品。PV等のMOVIE表現。また立体型POPやマグカップ等の各種グッズに至るまで、GD学科生各人の趣向や個性溢れる力作が並び、展示期間中、来場の方々からはお褒めの言葉を頂いた様です。

さて、こうした先輩たちに続き、新入生、新2年生とも、来月からまた新たなデザインを見せてくれる事、担当者としても楽しみにしています!!

では、様々な点で新型肺炎の影響が心配な昨今ですが、皆さんくれぐれも体調には気をつけて。

黒沢 一正

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イラスト専攻 グループ展レポ

はじめまして。菅原優と申します。
今期からイラストレーション専攻「オリジナルイラストⅠ」の授業を担当しています。
この授業では、学生それぞれのイラストレーションスタイルを明確にしながら、その作品をいかに社会に繋げていくかまでを目標としています。

このイラストレーション専攻学生有志とともに、先の12/16 ~ 12/18、原宿のデザインフェスタギャラリー( DESIGN FESTA GALLERY )でグループ展「男爵と卵」を開催しました。
今回のグループ展に参加したのは池田 和哉くん、森 明音さん、古指 藍那さん、そして私の計4名。

展覧会開催にあたり、私が音頭を取りながらも、開催場所/期間/展覧会のコンセプト/グループ名を決めたり、展覧会の告知DM作成/展示会場のキャプション表示/SNSのグループアカウント開設等々、そのほとんどを学生達自身で運営しました。

池田くんの作品はドールハウスをモチーフにした作品。様々なカタチのドールハウスには色んなオブジェクトが散りばめられ、そこに様々なストーリーを感じさせます。絵の中に登場人物がいないのは絵を観る人がその世界の中に入って行ってほしいからとのこと。

古指さんの作品は果物の体をもつ不思議なキャラクターたちの作品、その名も「フルーツ星人」。お皿の上で思い思いにポースをとるフルーツ星人たちはキュートでどこかエロティックです。

森さんの作品はコンセプトは手でも触れるイラストレーション。ヒトや動物の身体の一部を切り出したような立体作品です。それぞれがほぼ等身大で作られたその作品は、今回の「目」のシリーズのように動物によってこんなにも違うのかという驚きに満ちています。

インターネットとSNSの登場により、自身のイラストレーションを世界に発信する方法は大きく広がりました。その中でもこうして展覧会を開催し実際に作品を展示することで、来場の方々から直接反応を頂いたり知り合ったりできることは、まだまだとても有意義なことだと思います。
今回の展覧会に参加した3人にとっても大変刺激となったようで、この展覧会のために立ち上げたイラストレーショングループは以降も引き続き活動していく予定とのこと。

今後、一層魅力的にブラッシュアップさせながらそれをしっかりと社会に繋げていく…自分のイラストレーションを、この先もじっくりと育てていってもらいたいです。

菅原 優

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2019コンペの冬(GD学科・デザイン公募展報告)

こんにちは。黒沢です。
さて、今回は毎年この時期恒例、GD学科生が参加したデザインコンペ(デザイン作品公募展)の結果をお伝えしたいとおもいます。

まず「JAGDA国際学生ポスターアワード2019」。
こちらに入選したのはGD学科2年、北橋くん。(記事TOPの作品)。
今回、制作テーマとして提示されたは「Line」。そこから“ 線がつながる ” → “ 生物の進化図 ”といったカタチに発想をふくらませ、最終的に 「生命、生きる為に必要な線」 というイメージから“ 血管 ”、そして、その血管につながる臓器がモチーフとなっています。
また、生命というイメージからさらに発展させ「今から約25年後にはAIが爆発的に進化し、人間を超えると言われているが、どの様な場面でも、人の温かみや人間らしさというものは不変的に残るのでは無いか」というテーマも生まれました。
そこで心臓をAIに見立て、全体的に機械的なビジュアルイメージにしながらも、一箇所だけアクセント風に折り紙のやっこさんを入れる事で、上記の「不変的な生命感や人の持つ温かみ」を表現しているという、なかなかに奥深いコンセプトの作品になっています。
尚、この作品も含め、本コンペの入賞入選作品による展覧会が新国立美術館で12/9まで行われています。
国内外のデザインを学ぶ学生の皆さんの優秀な作品が数多く展示されていますので、ご都合よろしければぜひお出かけ下さい。
新国立美術館HPはコチラ

次に「第20回デザイングランプリTOHOKU」。

提示された制作テーマは “ 魂 ” 。こちらには東北地区印刷協議会会長賞、そして数点の作品が入選を果たしました。
東北地区印刷協議会会長賞・GD学科2年佐橋さんの作品は「目には魂が宿る、眼は人間のまなこなり」というイメージをビジュアル化しています。
使用している素材、そしてレイアウトともにシンプルですが、その分力強くてキレ味もあり、何よりテーマに対してとても分かりやすい捉え方、表現になっている点が評価されたのだと思います。
他にも数点の作品が入選しましたが、デザイン力を高めていくためには、1つでも多くの実制作を体験する、場数を踏む事が何よりも重要です。入選するしないに拘らず、こうしたデザインコンペを含め、作品を制作する機会を大切に、以降もGD学科生にはゴンゴンと作品づくりをしてもらいたいなと思っています。

…では、来年はいよいよ2020年。学校のすぐ近くの新国立競技場も、本日のニュースで「完成した」との一報が。
オリンピックイヤーに向け、デザイン業界も一層活気付いて来ると思いますが、2020年もGD学科をよろしくお願いします。
インフルエンザも流行りだしているようですが、皆さんくれぐれも体調には気をつけて。良い年をお迎え下さい。

黒沢  一正

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オリンピックイヤー目前!2019年のリビングワンダーランドで産学連動制作

2020年のオリンピックイヤーを来年に控えた今年。

今回4回目となる産学連動制作リビングワンダーランド2019の展示会へ参加してまいりました。

入り口で制作をした学生たちと待ち合わせ、全家協杉田さんに案内されながら会場に入ると、産学連動作品コーナーがとても見やすく人が立ち止まりやすいようなところでじっくり作品を見てもらえる展示になっていたことに大変感激しました。

今年は例年の会場国際フォーラムがオリンピックの練習会場で使用できず、東京ドームのプリズムホールで開催されました。

時期も2ヶ月前倒しの7月の平日二日間で、学生たちの制作がいつもりよりタイトなスケジュールでの対応となりました。

昨年はSNSテーマでしたが、今回15回目を迎えるLiving Wonderland 2019の基本コンセプトは、

アツイゼ、ザッカ!! ~7つの魅力で競う、真夏の祭典~

リビングワンダーランド2019

ということで、「技・正・強・守・和・速・美」の要素で雑貨をイメージPRポスターの制作しました。

選ぶ商品はリビングワンダーランドに出展企業の商品から選び制作テーマとする。

制作したポスターは今回も会場で来場者の方々からどの作品が良かったのかを投票して頂き、上位3点の作品が入賞ということで全家協さまより表彰していただきました。

リビングワンダーランド投票箱

2日にわたる開催日での作品投票の結果が以下です。

最優秀賞

リビングワンダーランド優秀作品

古指藍那さんの作品
要素:強
商品名:角ハンガー<ジャンボS>
半世紀にわたり月面でも使用できる耐久力と、商品が50周年ということを上手にかけたコンセプトと、月面の宇宙飛行士が全面に表現されたインパクトに票が集まりました。

優秀賞

リビングワンダーランド優秀作品

中島詩央里さんの作品
要素:守
商品名:スマートフォン対応ピタクロタッチ マシュマロボーダー
手袋で素手を寒さから守りつつスマートフォンが操作できることを印象的に伝えたポスターの分かりやすさとダイレクトなビジュアルに票が集まりました。

優秀賞

リビングワンダーランド優秀作品

池田和哉くんの作品
要素:強商品名:角ハンガー<ジャンボS>
体操の鉄棒シーンとハンガーを描き、スチールハンガーが体操選手のようにとても強く忍耐力がある商品であることをゆるい線画のイラストで表現したユーモアさに票が集まりました。

まとめ

今回も学生にとって自分の作品を学校以外の多くの方がに見て頂き評価して貰う機会を与えてくださった全家協様主催のリビングワンダーランドでは、通常授業よりもシビアな製作日数、シビアな意見をしていただき、大変よい刺激となりました。

例年に比べて難しいテーマだった印象で、初回プレゼンで大阪からご足労頂いた下社長さまにはご心配な点も多々あったかもしれない今回のリビングワンダーランドでしたが、終わってみればいい形で終えることが出来、また会場でも出展企業の方から直接学生たちへ「新鮮な発想でとてもいい作品だね!」と声を掛けていただいたことも印象に残るものとなりました。

今回も産学連動制作の機会をくださった全家協の杉田さんを始め関係各所の皆様、この場を借りて心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

小川正喜

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ギャラリーめぐり

こんにちは。ヘアーカラーでネイビー入れたら、予想以上に色が濃くなってしまい、ただの黒髪のようになってしまった寺田です。
さて、今年の夏も暑かったですね。皆様はどんな夏休みを過ごされましたか?
私は、マクセル アクアパーク品川(水族館)とディズニーブラストに行ってきました!

アクアパークの方は、イルカのショーが開催されていましたが、その内容は昼と夜とでは異なります。昼はイルカたちがわざと観客に水をかけまくってくれる「楽しい・涼しい・盛り上がる!」な感じのショー。夜はプロジェクションマッピングを360°使った、とっっっても綺麗で圧巻するビジュアルショーでした…写真では半分も感動が伝わらないと思うので、ぜひ一度見に行ってみてください。(年パスが驚くほど安いです)。
ディズニーブラストも、迫力のある演奏と演出、演奏者の楽しそうな顔にこちらも自然と笑顔になり、さすがディズニー!!と言わざるを得ない最高のパフォーマンス!次の公演も行くことが私の中で決定しました。

そんな楽しい夏休みも終わり、学校が始まった9月の第1週目土日にはニチフェス(文化祭イベント)が開催されました。
このニチフェスのDM、そしてポスターとパンフレットデザインを担当してくれたのはグラフィックデザイン学科2年生の北橋くん。
自分がデザインしたものが大量に印刷され、そして多くの人の目に触れ、心を動かす…デザイナーにとって、この様なシチュエーションは至福の一時ですが、こうした経験を経て、今後もさらに素敵な作品を生み出していってくれるだろうと思います。

北橋くん作品(DM、ポスターデザイン)

そして、二チフェスが終わったと思ったらすぐ校外授業に出かけました。去年の7月にも校外授業記事を書きましたが、その時は雨がすごくて…今回も天気が心配でしたが、なんと快晴!まずはアドミュージアム東京へ。投影されていたアニメーションが面白く、自分も「3D映像作ってみたい」と小川先生にお話したら「まずはPC本体のスペックをあげるところからだね」と言われてしまいました、笑。

アドミュージアムの次は、そのまま歩いて有山達也展「音のかたち」へ。たくさんのレコードやヴィンテージオーディオがあり、そこから音楽が流れていましたが、包まれるような音に癒されました。そんな中、レコード好きで有名(?)な一人の学生が「ここからここまで(レコードを)欲しい!」と言うほどの興奮ぶり、笑。
そして、次に訪れたガーディアン・ガーデンでは、6人のアーティストによる作品が展示されており、様々な個性、表現方法に出会うことができました。また、ギンザ・グラフィック・ギャラリーではデンマークのデザイン会社、コントラプンクトの展覧会が開催していましたが、作品自体はもちろん、その展示の仕方、表現方法も興味深いものが多く、プレゼンテーションの面からも大いに勉強になったのではないでしょうか。

最後に 遠藤薫展 「重力と虹霓(こうげい)」が開催されているSHISEIDO GALLERRYへ。入った途端目に入ったのは、吊るされている布たち。虹はどこにあるのだろうか…少ししてふと足元を見たら、あった!!これは虹だ!!と生徒よりも大興奮。
七色ではありませんが、とても綺麗な虹が作られていました。この色合いのマフラーとか欲しいねとみんなで話しをして、今回の校外授業は終了となりました。

いつもパソコンと向き合うため、どうしても運動不足となってしまいがちなグラフィックデザイナー。
当日、徒歩で移動中にみんなを何気なく見ていると、若いのに疲れきるのが私より早かった様な(苦笑)。頑張れ若者!年上 & 腰痛持ちの私に負けるな!
次の校外授業はどこに行くのかを楽しみに、後期の通常授業、そして進級制作・卒業作品制作も頑張っていきましょう!

グラフィックデザイン学科 寺田 有花

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初めまして!

初めまして!今年度からグラフィックデザイン学科副手になりました保谷操咲(ほうや みさき)と申します!名前の全ての文字に口のパーツがつくのが小さな自慢です。
まだまだ経験は浅いですが、根性と吸収力で学生たち一人一人と寄り添いながら頑張って行きたいと思っています。
これからどうぞよろしくお願いします!

先日、池袋へ行ってまいりました。
一緒に行ったのはグラフィックデザイン学科同期のHさんとTさん!同期の友人たちとは卒業後もこうして遊びに行くほど仲が良いです。
まず3人で向かったのはアニメイト本店!
色とりどりのグッズになった推したち…階段を指差してはしゃげるのもアニメイトの醍醐味ですよね!
その後はしゃぎ疲れてお腹が空いた3人は近くのファミレスでおやつタイムに。
パンケーキやあんみつを頼んで分け合いっこしました!とっても美味しかったです

お腹が膨れたところで今度はショッピングモールでお買い物を開始!
前から個性的でハデハデなシャツが一枚欲しいと思っていた私!この機会に同期に選んでもらおう!
…と、思っていたのですが、出会ってしまったんです!モノトーンの花柄のシャツに!
か、かわいい…!
これを見た瞬間二人に相談する余裕も無くなり、気づいたら会計が終わっていました。
お金だけ払って商品を忘れそうになったのは恥ずかしいので秘密です!
そして最後に皆でご飯を食べに行ったのですが、店員さんがノリノリで乾杯の音頭をとってくれました!
とても美味しく焼き鳥が食べられて楽しかったです!

このところジメジメと蒸し暑い、まさに梅雨真っ盛りという気候ですが、もうすぐ夏本番となりますね。
皆さんも熱中症に気を付けつつ美味しい物を食べて乗り切りましょう!

保谷 操咲

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街中のヴィジュアルデザイン

新しい元号が令和に変わり、10連休の大型連休も終わり、新入生も新しい環境での学校生活も少し落ち着いてきたようで、1、2年生共に皆熱心に課題に取り組んでいます。

久しぶりに街中で見かけたちょっと気になったデザイン。
地下通路の長い〜長い壁面一杯に掲示されている新宿メトロプロムナードの巨大な屋外広告、いつも街角ギャラリーさながらで、前を通る度にワクワクするヴィジュアルデザインが見れるのだが、今回は音楽、ファッション、スポーツと様々なジャンルとのコラボレーションや広告展開で若者たちの心を掴むエナジードリンクの屋外広告。

ちょっと興味を引いたのが、商品シリーズのテイストに合わせて、まるで全く別の商品のようにそれぞれの世界観を生かしたクリエーターと手法で、ロックバンドの野生的でワイルドな写真、ポップでシュール、それでいて温かみのある独特の空気感のイラストと異なる表現の対比がとても効果的で新鮮。こういうのもありか~
ちなみにピンクのエナジーはこの後、売れ過ぎで1ヶ月で販売終了になりました(驚!)

もう一つ、昨年暮れの新宿バーニーズニューヨークのディスプレイ。
ジャズとロック、こちらも同じ音楽、ファッションがテーマだが、イラストレーターの平面作品を立体化し、操り人形にして動画にしたりと様々な展開で趣向が凝らしてあり、洗練された大人の雰囲気が、どこか哀愁を帯びていてオシャレで心地よく楽しい。

通りががりでふらっと出会えるデザイン、街中のグラフィックデザインの多彩な表現は、いつもちょっとした日常をワクワクさせてくれる。 グラフィックデザイン学科の学生は、どこか特別な場所に行かなくとも、日常や街中でア ンテナを立てれば、沢山、学習の参考となる作品に触れられるねー。

中保 誠

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原点回帰

時が経つのは本当にあっという間ですね。
私がこの学校で勤務してから2年半になりますが、先日卒業した学生諸君は、入学から卒業まで、2年間通して担当した初めての学生たちだったんです。
卒業生たちの顔を見ていると本当にいろいろなことが思い出されます。先生と呼ばれるようになって2年半も経ったのか…時が経つのは早い…
どの様な形にせよ、学校という場は勉強するだけではなく、人と関わる大切さ、楽しさ、大変さを学ばせてくれますね。
卒業したみんなが、各々の場所で活躍することを楽しみに、私も日々頑張っていこうと思います。

と、卒業式が終わったと思ったらもう入学式。
新一年生と新二年生合同のオリエンテーションで、数人のグループを作っていろいろなテーマについて語り合ったり、ワードウルフをやったりして楽しいスタートを切ることができました。
今後も、学年などは気にせずグラフィックデザイン学科一丸となって、素晴らしい作品づくりをしていってほしいです。 

私個人としては、3月にちょっと千葉の方に遊びに行ってきました。
あいにくの天候でしたが、少し荒々しい海を眺めたり、いちご狩りしたり、駐車場に生えてたつくしに感動したり。
楽しいこと、綺麗なもの、感動することはそこかしこにありふれているんだなと、久しぶりに純粋な気持ちになりました、笑。
旅の最後には日本の三大イルミネーションの一つ、ドイツ村へ。
日中は平日っていうこともあり、あまり人はいない感じでしたが、夕方あたりから観光バスが何台も来て活気付いていました。

こういうイルミネーションの企画やデザインをするのもすごく楽しそう…デザインといってもいろいろな種類があって、そのどれもが人を楽しませたり、役立ったりしていて本当にデザイナーって素敵な職業だなって思います。
なんだか、今回の旅行は卒業式の後だったからか、ちょっと初心に返ってますね、笑
心機一転、新たな気持ちで今年度もみんなと楽しい時間を過ごして行きたいと思います!

グラフィックデザイン学科 副手 寺田 有花

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2018卒業制作 〜 2019新学期

先月の学校展(卒業制作、進級制作展示)、そして卒業式を経て、今年度も無事に卒業生を送り出しました。
羽ばたいていったGD学科生諸君は、これからそれぞれのデザイナーライフをおくっていく訳ですが、学生時代の制作とは異なり、仕事となれば様々な苦労やプレッシャーを一層感じる場面もあるかと思います。
その上で、どんな場面においても、卒制をはじめ、これまでの課題制作の時の様に “ デザインを楽しむ ” という気持ちで関わっていって欲しい…その様に思っています。

ではここで、2018年度の卒業制作の中から、特に優秀な作品を取り上げ、振り返ってみたいと思います。

まず、グラフィックデザイン専攻、関口 奈々さん。
卒業勉学賞作品 『 Pick Me! 』。

オリジナルのステーショナリーブランド展開です。
アニマルモチーフによるキャラクターをメインに、広告ポスター、そしてリングノートやシャープペンシル等のビジュアルを制作をしました。
かわいらしい各キャラクターからは、ほのぼのとした柔らかさを感じ、一方、画面上のバランスや文字の配置など、デザインとしてはシャープでキレの良いカタチにまとめていますね。

次にイラストレーション専攻、池田 和哉くんの 『 COLOR GIRL 』 。
卒業作品優秀賞を受賞しました。

様々なファッションに身をつつんだ女の子(GIRL)と “ COLOR ” という2つのテーマをベースにしたイラストレーション作品です。
このテイストで何十人も描き、またイラストを使用した大判連作ポスターや、製本したイラスト集も制作しました。
単色を基調とした色調、そして線描のタッチからも、ファッション系のメディアで見られる様な、ポップでおしゃれなイメージを感じさせてくれます。

そしてグラフィックデザイン専攻、中村 桃子さんによる 『 日本の書道芸術展 』 。
NDS会賞受賞です。

架空イベント 『 日本の書道芸術展 』 の広告ポスターやPVを制作しました。
「 広がる可能性 」というイメージを、伝統的な “ 書 ” の表現と、現代アートの “ 絵画表現 ” を組み合わせる事でビジュアル化しています。
B0×4というボリューム、そしてアナログ描写の能動的なイメージを、画面上に大胆に取り入れた迫力ある作品になっています。

他にも、卒制では2年間の集大成として、例えば広告ポスターやパンフレットといったグラフィックデザイン作品。そして各種イラストレーション。WEBデザインやPV等のMOVIE表現。またスケートボードやトランプ、クッションやシャツといった各種グッズに至るまで、GD学科生各人の趣向や個性溢れる多様な力作が出揃い、担当者としても大いに楽しませてもらいました。

…と、以降は新たな日デ生も入学してきますが、新入生、新2年生とも、新学期からは上記先輩方同様、色々な個性や発想、表現をゴンゴン見せて下さい。
私もバリバリ受け止めていきますので!笑

では新学期にお会いしましょう。

黒沢 一正

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第19回デザイングランプリTOHOKU

GD学科で毎年参加しているポスターデザイン公募「デザイングランプリTOHOKU」。
秋から冬にかけて搬入〜審査が行われ、先日、結果が発表されました。

今年の「第19回デザイングランプリTOHOKU」での制作テーマは “ 便利 / 不便 ” という対義語。
この2つの意味を含む言葉に対し、参加したGD学科生はアレコレ試行錯誤しながら制作に取り組み、その結果2名の受賞、そして数名の学生が入選作品に選ばれました。
ここで受賞作品2点を紹介したいと思います。

まず左の作品は「東北地区印刷協議会会長賞」を受賞した関口 奈々さんの作品。
便利この上ないスマホというツール。そのスマホの画面がバリバリにひび割れているイラストを用いて“ 便利 / 不便 ” というテーマを単純明快な形で表現しています。
また「画面が割れた 便利な生活にもヒビが入った」というコピーも、ビジュアル面と上手くリンクしていますし、読んでいてクスっと笑ってしまう様な、ウィットに富んでいる点も楽しい、笑。
そして右の作品は「期待賞」受賞した武永 珠希さんの作品。
“ 馬鹿と鋏は使いよう ” ということわざから発想した作品ですが、画面中央にドーンと配置された「便利か不便なんて人それぞれ」というコピーが強い印象を残します。
同時に、その文字のレイアウトからは、ハサミで何かをジョキジョキ切っている…そんな動的イメージも感じさせてくれるデザインとなっていますね。

この2つの受賞作品、いずれもビジュアル的に凝った表現をしている訳ではありません。しかし、そのアイデアにはトンチの名回答を聞いた時の様な感心、心地良さ感じますし、こうした点が高評価につながったのだと思います。おめでとう!

…と、来年も、この受賞作品2点の様な「なるほど!」と、ヒザをポンと打ちたくなる…そんな、GD学科生によるヒネリの効いたアイデア、作品達に出会えることを楽しみにしています。

では、2019年もGD学科をよろしくお願いします。
これから一層寒くなっていきますが、皆さんカゼなどひかない様に。

黒沢 一正

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