自己PR…って?

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年も明けて数週間。今の時期といえば進級制作、卒業制作期間の後半で、学生たちは皆追い込み中。
そして2年生については、もうすぐ社会に巣立って行くわけですが、今回は就職、就活という話題で、日デ卒業生のAくんの例を紹介したいと思います。

数年前の卒業生Aくんは、イラストがとても得意、かつマジメな学生でした。ただ、絵を描く人に多くみられる(?)自己アピールをしたり、人と話す事にはちょっと苦手意識も持っている…そんな人物です。
そういう人柄もあって、在学中には、着実に就職活動をしているクラスメート達を尻目になかなか就職先を決める事ができず、卒業後は、アルバイト等をしながら、個人で描いているイラストやスケッチを僕によく見せに来ていました。

そんな中、僕のお世話になっているアニメーション美術の会社で、新人募集があるという事を聞き、「いくらAくんでも、選考面では贔屓できないよ」と伝えた上で勧めてみたところ、Aくん、ものすごく興味を示して採用試験にチャレンジする事に。

第一選考では、履歴書と課題作品を3点提出が課せられていたのですが、Aくんが郵送してきたのは、課題作品、そして毎日街に出て描いていたスケッチブック。それをダンボールいっぱいに詰めたもの。 
その内容は素晴らしく、プロデューサーや現場のスタッフから好印象でした。Aくんは自分の持ち味や個性を、言葉や文字ではなく普段描いている絵でPRしたわけですね。
そして面接の段となり、後で担当した人から話を聞くと、緊張してしどろもどろだった様子…正直な人柄は伝わったようですが、笑。
一方、実技試験は、日々手を動かしていたので特に問題は無く、今回の募集は20人弱くらい応募があり、そこから3名採用ということでしたが…結果、Aくん見事合格!
上の写真は、彼の職場を撮影したもの。こうして今は修行の日々を過ごしています。

と、こうしたAくんのケースは誰にでも当てはまる訳では無いと思いますが、自己の魅力を伝えようとする際、その方法は色々あるという事ですね。もし対話が苦手と思っていても大丈夫。やり方次第では、あなたの持つ個性や魅力は必ず人に伝わるハズですよ。
…なんて、ずいぶん偉そうに言っていますけど、僕も20年前は就活めちゃめちゃ苦労した学生だったんですが…苦笑。

では、寒い折、皆さん体調には気をつけて。

大久保 錦一

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