SNSで共有するリビングワンダーランド2018

今年も全国家庭用品卸商業協同組合(全家協 )さんからオファー頂き、リビングワンダーランド2018へ学生たちの作品展示をする機会をいただきました。

リビングワンダーランド2018のテーマは

LW2018

「ソーシャルを席巻する#ZAKKA~新たなターゲットを刺激するSNS活用術~」

2017年「インスタ映え」が流行語となり、消費者の約5割が「商品やサービスの購入で参考にする有効な情報源」としてSNSの投稿写真と答えているとのこと。

同時に大手量販店の実店舗では客足離れが加速し、スマホから注文できる通販での買い物にどんどんシフトしている状況。

大手デパートやショッピングモールでは来客を増やすために様々な手立てを施してもなかなか来客が増えない現状から、instagramを始めとするSNSを積極的に活用できるよう、店内撮影OKにしたり、インスタグラマーを呼び込むためのイベント企画等の動きが活発になっています。

そこでっ!

今回の産学協同制作で学生に課せられた任務は、

「日用品雑貨を題材とした学生目線のSNS映え」

いかに売り場に来る人を増やすことができるか?につなげるヒントを見出す制作となりました。

グループ制作で目指すSNS映え

各3名ずつのグループになって東急ハンズへいざ!ショッピングへ。

メンバーで相談しながら、学校から歩いていける東急ハンズの日用品売り場へ向かい、撮影に必要な資材やモチーフとなる日用品を選んで購入。領収書も忘れずにね。

学生ホールでのプレゼンテーション発表

今回も全家協の方々にご足労いただき、グループごとに作品を紹介。そこで作品のポイントや見どころをPRし、不明な点は質問を受けて当日展示までにブラッシュアップを図ります。

展示会当日

自分もですが、SNS映えにはすこし距離を感じるお父さん世代で賑わう会場。

そんな中で一際目立つプロがあしらったSNS展示ブース。日用品を用いていかに楽しい演出ができるか様々なアプローチで表現されていました。

日用品を日用品としてでなく、こうしたらSNS映えするアイテムの被写体としてどうでしょう?という試みがなされて、見ていて新鮮であり、楽しい空間となっていました。

そしてそのブースの通路を挟んだ真向かいに学生たちの作品が展示されていました。

展示された作品にはグループごとにコンセプトボードを設置、「いいね!」の代わりに設置された投票ボールをどれだけ多く獲得できるかで競い、最終優秀作品のグループには賞金が授与されることに!

そして優秀賞に輝いたDグループの作品がこちら。テーマは「ピクニック」

公園の芝生にメインの日用品になるプロセッサーを置いて、小さい日用品は空中に投げて撮影したというDグループ。何度も何度も投げては撮影し直し、その中からこれはイイ!と思えるものを選んで作品として展示。不思議な浮遊感があり、リラックスして楽しめるイイ作品となりました。

まとめと感想

今年で3度めのリビングワンダーランド産学共同制作。グループでの制作でしたが、出来上がったものは各グループとも近差でDグループ以外にも自由な発想で生き生きした作品展示となり、会場にヒト花添えることが出来たかな・・・と思っています。

グループ制作でも、個々の学生がどれだけ楽しくこなせたかによって「いいね!」をもらえる結果に繋がったのではないでしょうか。

そして最後に、昨年、一昨年に続いて2018年度三度目の産学共同制作の機会をいただくことが出来たことに、全家協の杉田さんを始め関係各所の皆様、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

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新しいなにかを発見する毎日

大ヒット曲Shape of Youの歌詞の一節ー

此の所、なかなかゆっくり出掛ける機会が取れず、このブログにあげるものがあまりなか
ったので、今までのちょっとした時々の気になったものをー

ずいぶん前にファストファッションの店舗に寄った時にビックリしたセルフレジ。
あれ?店員がいないーーー
なんだか初めて火を見る原始人の様に、恐る恐る機械を前に説明を読んで、商品を放り込むと値段や詳細が表記され、お金を挿入するとアッという間に終了。
あとはセルフで商品を袋に放り込んで終了。
最近は、スーパーでもセルフレジを見かける様になったけど、さすがに洋服はあまりないねー

空港のお土産屋さんで仕事?をしていたRobi君。
とうとうこんな所にまでいたか(笑)
ITの次はAI化と騒がれて、まだまだ先の事と思っていたら、日常の生活から交通や経済、医療、福祉の世界まで、あっという間に浸透してきている。
セルフレジもそうだが、その内誰とも人と接することなく、全ての用を済ませるような世界が来るんだろうか?
歳のせいか、利便性や経済効率のスピードと進化に楽しさと同時にちょっと恐怖も感じる。
人間は色んな命を搾取して生きてるから、痛みや悲しみがある。

いつの間にか、リゾートホテルの中庭にぶら下がっていた謎の球体。
何かの生物の巣かと思ったら、LIDライトの集合体。
ライトアップさせていない姿も、なんだか不思議なオブジェの様で自然に溶け込んでいて面白い。

インターネットの浸透で、学生達も情報が一元的になって、ちょっと危なっかしくて、独創的であることが難しい所があるけれど、いい意味で自分を追いむ様々なデザインの学習体験を沢山積んで、身体感覚や五感を研ぎ澄まし、豊かな視点で色んな発見ができると、もっと毎日が楽しくなるだろうなあ、と思います。

J.Fla カバーのShape of You、ジィフラのキュートな美声にはまっていたら、ベランダのサンダルに綺麗な蝶が…
出来すぎでしょ(笑)
Every day discovering something brand new

中保 誠

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校外授業に行ってきました!

気がつけば今年も半年が過ぎ、暑い夏がやってきました。
今年は6月から30℃を超える猛暑日が続いており、8月には40℃を超えてしまうのではないかと、今から怖いです。
そんな今年も日焼け対策に努めていきたい、年々黒子が増えている寺田です。

さて、GD学科では先日、校外授業に行ってきました。2日に分けて色々な場所を訪れました。

まず、1日目は上野の森美術館で開催されていた『ミラクル エッシャー展』
この日は、まさかの台風が関東に接近。悪天候ではありましたが多くの方が訪れていました。エッシャーの人気の高さが伺えます。
展示作品数が多く、いずれの作品も、じーっとじっくり見ていたくなる作風のため、とても見ごたえのある展覧会でした。
また体験型映像コンテンツのブースも設置され、最近のイベントには欠かせないインスタ映え対策もバッチリでした!!

そして、2週間ほど後には、銀座を巡る素敵なツアーに出かけました!
気温30度超えの暑さではありましたが、デザイン作業は室内にこもり気味になってしまう事も多いので、これはいい機会。
まずはじめに、GD学科OBで、花もようアートで活躍中のイラストレーター 滝川 真由美さんの個展を訪ねました。
滝川さんHP
滝川さんのイラストはとても細かく繊細で、これだけ魂を込めた作品だからこそ、見ていてこんなにも魅かれるかなと感じました。学生皆も興味深々。ガラスペンをいつか使ってみたい…その様に思った学生も少なくないと思います。

その後はアド ミュージアム 東京へ。広告ポスターの名作が解説と共に数多く展示されていました。何年経っても“いいね”って言われるデザインをつくる事ができたら、それはデザイナー冥利に尽きますね。
資生堂ギャラリーは、インスタレーションによる作品展示。暗い照明で何やら怪しげな雰囲気で、お化け屋敷が苦手な私にとっては、面白くもドキドキする作品でした。
ガーディアン・ガーデンでは写真による展示が行われていました。作家の方が、被写体をどう捉え、どの様に心動かされてシャッターを切ったのか…そんな事を想像しながら見ることで2倍楽しむことができました。

ギャラリーだけでなく、水族館や街中、世界中のいたるところに自分の刺激となるものは落ちていると思います。
そんな刺激は、デザインはもちろん、自分の人生そのものを豊かにしてくれるものです。
この夏休みは、ぜひ部屋から出て色々な場所に行き、楽しい時間を過ごしてきて下さい。
それでは、良い夏休みを。

寺田 有花

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デザインとハンバーガー

日デ同期仲間の一人(男性)が、店長として自分のハンバーガー屋をオープンしました。
卒業後、有名店で修行を積み、今年ついに夢を叶えました。

以前からデザインとともに飲食業にも興味があったそうですが、思えば「つくる」「生み出す」「見た人(食べた人)に感動を与える」という点で、食(料理)とデザイン、これらは共通している面が多い気がします。
お店のロゴやメニュー表などはもちろん店長自身でデザインし、お店自体の外観や内装など、ビジュアル面全てにおいてこだわりを感じる空間となっています。

そんな彼から、お店外観のガラス面、その装飾デザインの依頼を受け、先日描きに行きました。
ガラスに描くのは初めてなので悪戦苦闘。
下塗り→縁取り→本塗りの行程は、かなり難しい上にとんでもなく時間がかかりました。

最近はデジタルでの作業が中心という事もあり、こんなにアクリルガッシュと筆を使ったのは学生の時以来でしたが、無心で描くことに没頭する時間はとても楽しい一時でした。店長も大変喜んでくれました。

Builders(ビルダーズ)  本所吾妻橋駅から徒歩3分
(お店で日デの学生証を提示すると、何かお得なことがあるかも…?)

ごろっと感のあるパティが食べ応えたっぷりのこだわりハンバーガーと、絶品チョコレートブラウニーがオススメです。
こちら方面に行かれる事がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。

小杉 桃子

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卒業制作2017

GD学科も新年度を迎えました。
毎年、入学式の日はサクラを見ながら登校…というイメージでしたが、今年度の入学式当日、サクラを見てみると、ほぼ葉桜になっていて驚きました。極寒の冬が過ぎたと思ったら、今度は春を通り越して初夏という陽気ですね。
さて、そんな入学式を経て入学してきた1年生。そして進級した2年生たち。この1年間、皆がどんな作品をつくっていくのか…特に2年生の『卒業制作』。学業集大成である卒制については、どんな作品、作風を見せてくれるのか、今から楽しみにしていますが、ではここで、2017年度の卒業制作の中から1つの作品を振り返ってみたいと思います。

この作品は、木村 龍星くんの作品で「DIMLIMのアートディレクション&デザイン」。
バンド “ DIMLIM ” のライブ告知ポスターやグッズ等ですが、卒業制作作品であるのと同時に、実際のライブ会場等でも使用されました。
彼は、1年生の頃から、知人関係の依頼でDIMLIMのCDジャケットやフライヤーを時々デザインしていました。そして2年生に進級し、卒業制作期間を迎えた際には「DIMLIM関連のデザインを、さらに突き詰めてみたい」と思ったそうなんです。
一方、彼の中では「卒制は学業の集大成」という考え方もあり、これまでの課題の中から、いずれかを自分流に発展させるべきなのか…当初はそんな想いからアレコレ迷ったらしんです。
しかし、そんな彼の想いを聞いた講師一同「自分が一番やりたい事をやればいいじゃない!」…彼曰く、その声に後押しされ、試行錯誤や苦労をしつつも最後まで楽しんでやりきったそう。

バンドのイメージを踏まえた上で、これまで学校で習った様々な知識や技術をデザインにしっかり反映させていますし、何より、木村ワールドと言うべきオリジナリティを感じさせるビジュアル…ここがとても魅力的です。
GD学科の皆には、この作品の様に、授業で学んだデザインスキルをしっかり反映させつつ “ 自分の個性やオリジナリティ ” も大切にして、デザインと向き合っていって欲しいと思います。
同時に、私たち講師陣も、学生一人ひとりの持つ個性をゴンゴン発掘していきたいと思ってます!
では、こうした学生作品紹介は、折々取り上げたいと思います。

黒沢 一正

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片付かない本

年が明けて、早いものでもうすぐ一ヶ月ですね。

さて、この年末年始の私と言えば、いい機会だからと自室の片付けをよくしています。
特に本棚には、これまで手に入れたデザイン関連本が山積み。そこで、選別の上で一部手放そうかと整理をしているのですが、ふと手にした雑誌(MdN)が気になりました。
この雑誌は学生時代に買ったもので、PhotoshopやIllustratorのテクニック紹介がメインとなっている雑誌です。

この雑誌を買った当時の話ですが…記事の中で、とある学生グループが展覧会を開くという項目を見つけ、興味のあった私は、同期の仲間5人で見に行ったんです。
そこで目にした作品は、写真コラージュやモノクロ写真などが主体でしたが、表現に対する考え方やアプローチが、同じ学生でも自分とは随分異なっているのが印象的でした。

ちょうどその頃、自分も写真を扱う課題を制作していたのですが、被写体を美しく、しっかり撮るという事に重点を置いていました。
ところが、会場で出品者の方々とアレコレお話ししていく上で、「何を撮ったのか分からないようなグチャグチャな写真も、それはそれでとても魅力があったりする」という話題が出たんです。
なるほど…その後は、色んな光の当て方やアングルを試してみたりと、より制作を楽しんだ覚えがあります。

と、こうした雑誌にまつわる記憶や思い出なども考えていると、ついそのまま本棚に戻してしまい、その結果、いつまで経っても片付かないわけですが(笑)。
でも、大切な本や雑誌同様、学生時代の思い出や体験も大事にとっておき、今後の仕事の上でも、折に触れては取り出していきたいと感じています。

では、最近では雪になったりと寒さが一段と厳しい時期ですが、お互い体調には気をつけていきましょう。

菱山 勇

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第18回デザイングランプリTOHOKU

この時期、GD学科では恒例となっている「デザイングランプリTOHOKU」の結果発表ですが、今回もGD学科からは3名の受賞、及び数名の学生が入選作品に選ばれました。

まず「東北地区印刷協議会会長賞」を受賞したのは大澤 梓さん(中央作品)。
制作テーマである “ 輪 ” というキーワードに対し、自分なりによくよく考えた上で一周廻ってきた…そんな印象を感じさせてくれる作品です。
与えられたテーマに対してアレコレとアイデアをひねるのはいいのですが、ひねり過ぎる事で、結果的にテーマとビジュアルが繋がらなくなってしまった…そんな形になっては本末転倒ですが、誰にとっても良い意味で単純明快。
ビジュアル面には温かみもあり、かつ構成がシンプルな分、画面上に “ 抜け ” も効いていて、見ていて気持ちの良い作品に仕上がっています。
次の2点は期待賞。左の作品は木村 龍星くんの作品。
木になる(気になる)輪という、一見ダジャレの様でありながら、よく見ると “ 自分が日頃何かと気になる ” 要素が細かく記述されていたりと、面白さを狙っただけでは止まらない、見ていて様々な捉え方、感じ方ができる奥深さがありますね。
そして輪 = 輪ゴムを使って表現したのは鹿又 瑠弓さん。
大澤さんの作品同様、テーマに対しての明快さ、画面の美しさもさる事ながら、「からまったり、ちぢれたり、それでも僕らはひとつになれる」というコピーが、作品全体に深みを与えました。

毎年、2年生を中心に参加しているこの「デザイングランプリTOHOKU」ですが、こうした外部の方々に評価される機会というは、自分の学生時代を振り返っても、皆にとっていい刺激になったハズです。
今回経験した、テーマに対する “ ひねり ” 等々、今後社会にプロとして巣立って行く上でもぜひ生かしていって欲しいと思います。

という訳で、2017年も残すところ後わずかですが、来年もコンペ参加や産学共同企画、校外授業等々、外との関わりも、GD学科では大切にしていきたいと思います。
2018年もどうぞよろしくお願いします。
では、皆さんよいお年を!

黒沢 一正

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リビングワンダーランド2017で再チャレンジ

2016年度に続き、2017年も全家協(全国家庭用品卸商業協同組合 )さんからオファーをいただき、リビングワンダーランド2017へ学生の作品を展示させて頂く機会を得ました。 続きを読む

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古民家の再生とグラフィックデザイン

代々木駅のすぐ近く、学校からも歩いて10分位。ちょっと裏路地に入ったところに老朽化し、朽ち果てそうな民家が数件。前を通るたびに、なんだか寂しい感じで、その内、壊されて新しい家やビルに立て替えられるんだろうなあ…などと思っていたら、案の定、解体作業が始まり、ついにきたか、と思っていたら、なんと不思議な飲屋街にー。 続きを読む

カテゴリー: 中保 誠 | タグ: , | コメントする

アツイアツイ・アサクサ


さて、突然ですが上の写真は何だと思いますか?
少々ヒントも含めましたが…超有名な某 “ シンボル ” 的存在を真下から写したものです。 続きを読む

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